計画停電の「原則打ち切り」が決まり、とりあえず一息と言いたいところですが、電力需要がピークになる夏場に向けての電力不足は、まだ、深刻なようです。
15日から運営を再開する東京ディズニーランドの電気使用量は、1日当たり約57万kWh、電気代にすると1ヶ月でなんと約3億3千万円にもなります。
今後、他の会社や企業も、徐々に通常営業を再開することを考えれば、電力不足はまだまだ余談を許さないのではないでしょうか?一人一人の家庭での取り組みが必要不可欠です。
これまで、シリーズで暖房器具、冷蔵庫、照明器具等の節電方法を紹介していきましたが、今日は、家電製品についている「省エネスイッチ」の活用法を紹介します。
「省エネスイッチ」とはズバリ押せば、省エネ=節電になるスイッチなのですから、使わない手はありません。
さて、それではどのようなものに省エネスイッチがついているでしょう?
実は、意外と色々なものについています。
例えばトイレ!ウォシュレットや暖房便座には省エネ切り替えボタンがついているものが多数あります。リモコンの下のほうや、(リモコンの)フタに隠れていて、気が付きにくいですが、新しいタイプのものであれば、ほとんどがこの機能を備えています。
続いて、掃除機!「静音」や「弱」と書かれたボタンがそれに当たります。吸引力は落ちますが、節電効果があります。
さらにテレビです。機種によりますが付いていることがあります。テレビは「光度」を下げると電力が下がりますので、「おやすみ」や「暗」等のボタンも節電効果があります。
続いて洗濯機!洗濯機にはついていないだろうと思いきや、「スピードコース」があるではありませんか!スピードコースで洗濯すると、約60%の節電効果があります。汚れはちゃんと落ちるのか?という疑問をお持ちの方もおられると思いますが、ひどい汚れでなければ、十分綺麗に落としてくれます。
さらにさらに、炊飯器です。「早炊き」というボタンがあります。炊く時間を減らすので、少しですが節電効果があります。
色々な物に、省エネスイッチがついているものですね。皆さんも是非活用してください。
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