停電になると、最も困る家電といえば冷蔵庫ではないでしょうか?停電中、冷蔵庫内部の温度を上げないためには、冷蔵庫を開けないのが一番です。やむを得ず冷蔵庫を開けるときは、出来るだけ素早く物を取り出し、開放時間を減らすように気をつけましょう。
さらには、冷蔵庫の扉の内側に取り付け、扉を開けたときに冷気を逃がさないようにする、冷気カーテンという節電グッズもあります。これを使用すれば、停電時以外にも冷蔵庫の電力を飛躍的に節約することが出来ます。
さて、冷凍庫はというと、冷蔵庫よりもさらに厄介です。冷凍庫内の温度が上がってしまうと、凍ったものが溶け出して、大変なことになります。冷凍庫の場合も開けないことはもちろんですが、温度を上げない裏技的な方法があります。
冷凍庫の温度を上げないようにする方法は、とにかく詰め込むということです。クーラーボックスに氷を入れるとき沢山の氷を入れたほうが、解けにくくなるのと同じで、凍った食品どうしが、お互いに冷やし合うことによって冷凍庫の中の温度を下がりにくくします。
空きスペースが多い場合は、アイスノンや、氷袋をいれて、庫内をいっぱいにしておけば、短い停電ならほとんど温度は上がりません。
因みに冷蔵庫の場合は、食品を過度に詰め込むと、無駄な電力がかかるので注意してください。詰め込み効果があるのは、あくまで冷凍庫だけです。そして冷蔵庫も冷凍庫も「とにかく開けない」を心がけましょう!
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